水周りのトラブルで一番多いのが、蛇口からの水漏れと排水管の詰まりです。蛇口は毎日何度も使用するものですし、水を使えば当然ながら排水管に流れていくため、同時期に傷むことがよくあります。特に、ジャーッとたくさんの水を使う場所ほど、水漏れや詰まりはよく発生します。水漏れの場合は、いくら強く蛇口のハンドルを閉めても水は止まりません。
常に滴が落ちているため、水道代が余分にかかることになります。詰まりに関しては、使用後の汚れた水がそこにとどまることになるため、とても不衛生な状態を我慢することになります。汚水がたまっているところに水を出してしまうと、はねて顔にかかることもあります。夏であれば排水管から嫌なニオイが発生し、あたりに充満することもよくあります。
水漏れや詰まりを長期間放置する人は多くないかもしれませんが、自分たちで行った間違った対処で修理が完了したと思い込む人はたくさんいます。最近では、ホームセンターやインターネットで簡単に交換部品が手に入るため、自分で修理することが簡単になっています。注意したいのが温水洗浄便座からの水漏れ修理です。温水洗浄便座は家電であり、電気が通っています。
しかも水周りであるため、素人が何の知識も技術もない状態で分解すると、感電してしまうこともあります。大したトラブルではない場合は修理会社に連絡する必要はないにしても、プロでなければ事故につながる修理もあるため、不安な場合は修理会社に相談してみるのも良いでしょう。